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* 健康食、長寿食を求める、鯨の冒険 * 

< 新谷弘実先生を読む。>

* く じらの雑誌の中 * 





入り口は 新谷先生の本、 
< 病気にならない生き方 >だ。 

不思議な事に、ワシの取り上げた どの本にも、
医者へ行けなどとは、一行たりと書かれてない。
それどころじゃない。行くなッ
行っても無駄だ。医者では治せないッ と、書いてある。
そうなんだ。
健康は我らの毎日の、食事と生活の仕方にあるんだ
健康とは正に、われらの毎日の、生き方が問題らしいのだ


新谷弘実先生の本、病気に成らない生き方 について。

この様な説なれば、批判の来るのは当たり前です。
随時挿入。検証を加えてます。にもかかわらず、
ワシ、新谷先生に軍配を挙げてます。何でか ?

新谷先生は内視鏡で患者の胃や腸を眺めたのです。
きれいな腸も有れば、汚く病的な腸も有った。
何でこうなるの ? 何が原因でこうなるの ?
こう言う食生活の方は、腸が汚い。ガンに成ってる。
そこから新谷式 健康食事法が生まれたのです。
それを学説で証明しようとすれば、パンチを喰らい
ますよ。反対学説も有るのだから。対象が人体でしょ。
ややこしいのです。良く判らんのです。

にもかかわらず、ワシは、新谷先生を支持します。
内視鏡で見たら汚いんだもの。対応すべきですよ。
根拠は、それだけです。( 文責、鯨葉 )


*      *      *



新谷弘実先生の本。 病気にならない生き方。 一巻から三巻まである。
尚子奥さんの、レシピ編まである。

ここでは合体して書く。 実物を手にされるのが何よりであるが、全巻買うの
は、ちょっと ・・・ の方は、第一巻を、お勧めする。

二巻と三巻は、最初の本の発展系である。 先生の考えは、第一巻に尽くされ
ている。


では、始める。



< 病気にならない生き方。 を読む >


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冒頭に申し上げときますが、この本。 とんでもない本なんです。
もし、ですよ。

我らが、みんな、先生の教えに従って御覧なさい。 食品産業は全滅。 と
までは行かないにしろ、


牛乳と乳製品は、一切駄目ですから、畜産農家はお仕舞いです。 雪印も、明治
も、森永も、乳業部門は廃業です。

アルコールも駄目ですから、アサヒも、キリンも、サントリーも、日本全国にあ
る、酒造会社、焼酎の会社、死滅です。



その他、先生が、食べるなッ  と言う食品のメーカーさん。 新谷
先生を、今すぐ始末するか ・・・

もしくは、自分が始末されるか、です。 例えば、ですよ。 第二次大戦後のア
メリカ。

動物性脂肪の摂取量と、直腸ガン、乳ガンの発生率が、相関してる ・・・



と言う報告で、バターとラードの消費が、激減しました。 酪農家、真っ青です。
収入が、無くなるんです

代わりに、マーガリンと、ショートニングの消費量。 それぞれ七倍と十三倍に、
増えました。 でも、です。


直腸ガンと、乳ガンの発生率は、減少してません。 これは、代替食品が、これ
また、あかんかった。 と言う、

良い見本です。



  *       *       *



新谷先生は、本の中で、冷蔵庫にマーガリンのある方。 直ちに捨てよ。

ショートニングは、トランス脂肪酸と言う、極悪の物質が含まれてるから、食べ
るなッ   と書かれてます。



そうなりゃ、ケーキ屋さん。 夜逃げです。 スーパーの駄菓子は、この便利な
ショートニング。 どっさりですから、

駄目と成りゃあ。 お菓子業界、おたおたします。 寝れなくなります ・・・
駄菓子好きの、あなた。 ショートニングは、止めませう。



  *       *       *



新谷先生の主張は、仮説ですから、反論も出ます。 それも併記します。
それから、ワシ自身からのお断り。 有ります。

ワシ、アルコールは止めましたが、ニッカの竹鶴だけは、例外にしてますんで、
悪しからず。 竹鶴のは、コルアールと言いましてな。 ありゃあ別物なんで

すよ。



人に飲むな  言うといて、テメーは飲んどるや、ないかッ
の、ご批判。 かくの如く、

前もって、封じさせて頂きました。 では、さっそく、本を見て行きましょうに。



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改めて書く、


< 新谷弘実先生の、病気にならない生き方 を読む >


新谷先生の説の要点は、こうである。

我らの生命活動は、全て エンザイム が、行っている。 病気に対する抵抗も、
病気に成った折の、リカバリーも、全て エンザイムである。



ここに言う エンザイムは、酵素である。 先生は、人体内に有る、幾万と知れ
ぬ、エンザイムも、

ひとつの基本的 エンザイムの、発展形だ。  と言う仮説を立てられる。 そ
して、その基本的酵素を、ミラクルエンザイムと命名された。



あくまで仮説である。 先生の主張全体も、では 〜 なかろうか?
であって、

科学的に確立されてはいない。 だから当然、反論が出る。 ワシは、それも
併記する。

さて、新谷先生の論旨を、本文から引用する。 至って単純な代物だ。



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< 病気にならない生き方 の概念 >


私(新谷)が、ハードな職業でも健康で居られるのは、ある健康法を実践してる
からだ。

新谷先生。 1935年生まれ。 医師に成りて四十五年。 十九歳時のインフルエ
ンザが最後。 爾来、病気、したこと無い。



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また先生の提唱なさる健康法を実践した(ガン)患者。 再発率、ゼロに近いそ
うです。

先生は1970年頃、世界で最初。 大腸内視鏡で開腹せずに、ポリープの切除。
成功なさいました。



これまでの患者数。 十万名を越えてるそうです。 その中には、ダスティン・
ホフマンなどなど。 有名人も、多数居られます。

そうやって、腸内を覗いてまして 言える事。



健康な人の胃腸は、美しい  不健康な人の胃腸は、汚い。
これ、常識的に、理解出来ますな。

いわゆる美しい、胃相、腸相。 最大関与するのが、食歴と生活の習慣、
なんだそうです。



先生は、こうして、徐々に、健康で長生きする方法は何か? 思考の果てに到達
されたのが、この本の内容です。

結論。 <ミラクル・エンザイム> を、多く摂る事。 ミラクル・エンザイム
を、消耗しない生活。



  *       *       *



この本を読む際に、注意したい箇所。 幾つもあります。 新谷先生の説は、仮
説ですからね。

エンザイム(酵素)が、何処から来てどう変化するのかは、まだまだ未知の世界
なんです。

ミラクル・エンザイムも、〜 かも知れない。 の範囲です。 でもね、


先生が執刀されたガン患者。 この本の説に従って行くと、再発しないのは、こ
りゃあ、エビデンス(証拠)です。

先生の説を実践して、健康に成って、長生きしながら。 先生の説を(科学的に)
究明するのが、賢いやり方です。



これまでの健康法と、新谷先生の健康法で、決定的に違うのは、新谷先生のは、
内視鏡で、胃や腸を眺めながら、

それを元に、〜 では、なかろうか?  と、言われてる事です。 ここが、従
来の、どんな先生の発言とも、違います。


では、さらに、読み進んで行きましょう。



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< 新谷先生の考え方のつづき >


人間の身体は、化学工場です。 変化は、エンザイム(酵素)が司ります。
その数、五千種? 沢山あるって事ですな。

この、様々なるエンザイムの素(もと)。 共通の原料を、ミラクル・エンザイ
ムと、(仮説的に)置くわけです。



すると、当然の帰結。 生活の中で、このミラクル・エンザイムを消耗しない事。
食事では、このミラクル・エンザイムを、補給するものを心掛ける事。 です。

人体とは、つながりの有る、一体のものです。 歯が一本欠けても、その影響は
全身に及びます。



( ワシ、歯科医師なんで、こんな文章に会うと、嬉しく成りますな。)



  *       *       *



食事、水、運動、睡眠。 そして心の在り方。 どの一つであれ、問題が起これ
ば、全身へ波及します。

現代社会は、ミラクル・エンザイムを消耗するもので、満ち溢れています。
いわく。



酒、タバコ、食品添加物。 農薬、薬、環境汚染、電磁波、ストレス・・・・・

この本で何が、ミラクル・エンザイムを消耗させるか? どうすればミラクル・エ
ンザイムを、補給出来るか? を、学びましょう。



( な、なるほど。 じゃあ、ご座んせんか? )



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< さらに、つづく。>


内視鏡の専門医に成りて、四十年。 私はまだ、死亡診断書を書いた事が無い。

これは患者さんと二人三脚。 <健康に生きる> には、どうすれば良いのか?
に、取り組んで来たからだ。



手術より、投薬より、
患者さんの日々の生活の、改善の方が、大切だ



これから紹介する <新谷式、食事健康法> は、患者さんとわたしの、実践
の積み重ねから来たものです。

これからの時代。 自分の健康は、自分で守らなければいけません



ご自分で健康だと思ってる方も、便秘、下痢、不眠症、肩こり、に悩んではい
ませんか?

そうした症状は、未病の身体の送る、SOS の信号です。 用心して下さい。
あなたが健康か、どうかは、



あなたの食事と、生活の習慣。 それ次第だと言えます。 日々の生活の積み
重ねが、あなたの健康状態を、決定してるのです。

巷(ちまた)に溢れてる健康法には、ウソが、一杯です。



何が本当に良いのか?
ほとんどの人は、判ってません



  *       *       *



次に挙げるのは、胃相、腸相を悪くする、間違った健康法です。


   1  ヨーグルトを、毎日、食べる。

   2  牛乳を、毎朝、飲む。

   3  果物は太るから控える。ビタミンは、サプリメントから摂る。

   4  ご飯やパンは、なるべく控える。 太るから。

   5  高タンパク質、低カロリーの食事を、心掛ける。

   6  カテキンの豊富な日本茶で、水分を摂る。

   7  水道水は、沸騰させて、残留塩素を抜いてから飲む。



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( 以上が新谷先生の言う、駄目な健康法です。 あなたは幾つ、該当します
   か?

   これからの段に、各項目の詳細と、根拠が示されます。 でも、それぞれ
   の食品の業者。 堪らんぞなもし。 永年、家業として、丹精の品。

   食べるなッ   言うんじゃもの。 新谷先生じゃなければ、
   殴られてますです。 ハイッ  )



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わたしは、毎朝ヨーグルトの人で、良い腸相の人に会った事が無い

アメリカ人は毎日、沢山の牛乳を飲むが、多くの人が骨粗しょう症に悩まされて
いる。



( 牛乳とヨーグルトの害に関しても、後述します。 以下同じです。 )



  *       *       *



緑茶に多く含まれるカテキンには、殺菌作用、抗酸化作用があります。
そのために日本茶を沢山飲めば、長生きする? が、カテキンの神話です。


ところが、カテキンの豊富なお茶。 毎日飲んでる人は、悪い胃相です。
胃ガンの前駆症状の人が、少なくありません



***********************************************************************



( ここ、ギョギョッ ですよ。 宇治茶、静岡茶の皆さん。 破産
   どすえ  )


( カテキンの有害機序は、後に書きます。 カテキンがタンニンとなり、
   発ガンに関与する報告のある事だけ、書きます。 )



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お茶は、無農薬のものを、食後に( 胃に負担を掛けない為に )、
一 〜 二 杯/日に、して下さい。



< 肉食は、断固、良くない。>


肉(高タンパク質)を食べないと、筋肉が付かない・・・・は、ウソです。
肉を食べないと、身体は大きくならない・・・・も、ウソです。

肉食は、確かに成長を早めます。 しかし、成長を早める食事とは、イコール。
老化をも、早める食事です。



肉食の欠点は、植物繊維がありません。 脂肪と、コレステロールを、大量に含ん
でいます。

肉食の最終結果は、腸相の悪化と、宿便の滞留です。 ガンの発生に繋がります。



( 肉食の害に付いても、後述します。 )



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腸相は、肉食文化の影響で、アメリカ人の方が悪いのですが、胃相は、日本人の
方が、良くありません。

胃ガンの発生率も、十倍。 日本人の方が、多いのです。 この違いの理由の
ひとつは、食事でのビタミン A の量です。

またアメリカ人の、(人種的)消化酵素の <総量> の多さ。 です。



日本人は又、胃の不良には、胃酸を押える胃薬を、すぐに飲みますが、良くあり
ません。

胃内が酸性なのは、理由があります。 安易に制酸しては、いけません。 この
様な胃薬は、飲めば飲むほど、ダメージが進行します。



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( 上の文には、二点。 用心が必要です。 日本人の胃ガンの多さは、確かに
   先進国中、最悪です。 アメリカの十倍は、その通りです。

   でもね、それがビタミン A が原因かどうか? 結論は出てません。 ワシ
   最近、高橋コウセイ先生の本を見ました。 別の見解が有りましたぞ。

   ビタミン A の摂取の少なさが原因とは、ワシ、どうしても思えない。
   別の章に、日本人の胃ガンの多さ ・・・ を、特集します。 )



(  如何に新谷先生の発言でも、そう簡単に <ま> に受けるわけには、
   いきまッせん  )



( 二つ目は、胃薬の問題ですな。 ワシは、新谷先生の説に同調ですが、製薬
   会社は、堪らんぞな、もし。 飲むな 飲んだらあかんッ

   ですからな。 こうなりゃ一刻も早く、先生を始末しろ  言うの
   です。  ワハッハッ  ですな。 )



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薬は、すべて、基本的に毒です。
漢方薬も、同じです。



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こんな発言。 新谷先生が初ではありません。 ワシだって、歯学部で薬理を
学んでみると、やっぱ、薬を飲む気に、成りません。

でも幸いな事に、製薬会社は順調に拡大し、株価も伸びてますから、心配する
ほどでも、無いんですよ。



むしろ難しいのは、飲んでいけない薬と、副作用を我慢して、ここは飲むべき
薬とを、

どこで判断するか? です。 これが難しい。 新谷先生の本一冊では、不可
能です。 時間を掛けて、基礎から学んでみないと、判らんのです。

もっとも、学んでも、判らんのですがね ・・・・



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長くなりました。 この続きは、次段です。







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