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* 牛乳問題 深堀りの 1 * 


<  新谷先生の雄叫びの 残り >

* く じら の雑誌の中 * 





次段にて、牛乳会議。
牛乳乳製品健康科学会議と言う、長たらしい名前の会議から来た
果たし状 ・・・ ならぬ、公開質問状を見ますので、
この段では、新谷先生の牛乳に関した文の、残りを載せます。
読者に、あられましては、この段にての判断は控え、
次段を、ご覧になられたのちに、されます事を
申し上げます。


*      *      *



< 市販の牛乳は、錆びた脂だ  >


( ここは、正しくない様です。 詳細は次段にて。 )

市販の牛乳は、生乳に有った、良いものまで、加工の過程で、すべて失われ
ています。

生乳は、まず、ホモゲナイズされる。 攪拌される。 これをしないと、脂肪
分が、クリームの層となり、浮いてしまうのです。


脂肪球を、機械的に細かく、砕いてる。 これを・・・ホモ牛乳 と言う。



この過程で、牛乳の乳脂肪分は、酸素と結び付き、過酸化脂質へと、変化します。
酸化した脂が、身体に良くない事は、説明しました。


さらには加熱殺菌で、エンザイムは、ほぼ完全に失われます。 また、この加熱
で、過酸化脂質は、さらに増加します。 タンパク質も熱性変質する。

こうして、日本の市販牛乳は、健康を阻害する食物になってしまう。



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( ここでは、牛乳タンパクの、熱変性のみを見て下さい。 以下の文は、
   高橋コウ正先生の本。 自然食は安全か ? に、依っています。

   以下の文は今のところ、訂正の必要を、認めません。 )



ここで反論。

加熱殺菌の過程で、過酸化脂質の増えるのは、よろしい。 ですが、タンパク質
も熱変性して、

あたかも、有害になる様な記述は、頂けない。 タンパクの熱変性が、いけない
なら。 天ぷらは、もっと、いけない。


あれは、140℃ を越す加熱が、有る。 ゆで卵だって、熱変性だ。 この後
に ( 第三章にて ) 高橋コウ正(コウは、日へんに光)の本を読む。

消費者団体から、高温加熱牛乳の有害性が、出された折。 高橋先生は、その
無根拠を論破されている。



  *       *       *



新谷先生の、牛乳の熱変性の部分は、間違いである。 しかしながら、高橋先生
では、牛乳は、良いものと、されているが、

新谷先生らは、どんな加工だろうと、生乳だろうと、牛乳そのものが、良くない
立場である。


ワシは、この、牛乳否定派に組してる。 つまり、新谷先生派だ。 どんな加工
だろうと、

牛乳は、飲むな  と、言っておる。
以下の文は、その根拠の 一つだ。



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< 牛乳は、飲まないッ  >


牛乳は本来、子牛のための、飲み物である。 含まれる成分は、子牛の成長に
適したものだ。

人間に有用だとは、限りません。 自然界で乳を飲むのは、生まれて間もない
子供だけです。

自然界で、大人に成っても、乳をのむ動物など、一つも存在しません。



人間だけが、種の異なる動物の乳を、わざわざ酸化させて飲んでる。 自然の
摂理に反した事を、してるのです。

学校給食では、子供に、強制的に、牛乳を飲ませます。 育ち盛りの子供に良
いと、されてるから、です。



  *       *       *



牛乳と母乳では、成分の質と量が、全然違います。 乳はさらに、成人した人
間が飲むように、出来てません。

新鮮な牛乳でも、人間が食物とするのは、ふさわしくないのです。



( 牛乳会議の反論を見るに、以下の二行は、正しくない様です。 )

その、あまり良くない牛乳を、わたし達は、ホモゲナイズしたり高温殺菌した
りして、もっと悪い物にして、飲んでいる。

学校給食で、最愛の我が子に、強制的に飲ませてる



  *       *       *



日本人は、乳糖を分解する、ラクターゼ(エンザイム)を、充分に持ってる人が
少ないのです。

赤ちゃんの時には有っても、成長に連れて、減って行きます。



乳糖の量は、母乳が7%。 牛乳では4.5%です。 この様に、乳糖を多く含
む母乳を飲んでた人間が、成長して、そのエンザイムを失うと言う事は、

成長したら、乳は、飲むものではない と言う、自然の摂理だと、
わたし ( 新谷 ) は、思います。



牛乳を飲んでも、身体に良い事は、ひとつも無い。 と、断言します。



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新谷先生の、牛乳への疑問は、長年月、膨大なる臨床経験から来た、経験則
です。

経験則は、経験則として語れば良かったのです。 研究論文を引用して、科学
的に証明する必要は、無かったのです。



牛乳会議の反論だって、あいまいなもの、ですよ。 沢山の被験者を調査した
統計じゃあ、ないですか ?

たとえば、です。 新谷先生は、ガンを手術した患者に、肉や魚の他、牛乳と
乳製品の一切の摂取を、最低五年間。


禁じてます。 するとガンが、再発しないのです。 それを科学的に証明しろ
と、言われても、出来ませんよ。

科学的に証明されない間は、肉を食べる。 牛乳を飲むッ  と
叫んで、その結果。ガンが再発した様な、ものです。



新谷先生の説は、経験則です。 記述哲学と言う奴でね。 観察を書いただけ
です。

それが、本当に正しいのか ? 間違いか ?  これから、なんですよ。
でも、その間。 ワシは、新谷先生の説を採用するってえ事、だけです。



科学者の皆さん。 頑張って下さい。 でもね、我らは生体です。 個人差が
あります。

食べ物の嗜好が、あります。 因子が複雑なんです。 正しい物が害に成った
り、悪い筈の食べ物が、この場合だけ、正しかったりします。


ですから科学者も、頭が痛いのです。



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牛乳の飲用、への疑問は、他の方からも出ています。
後に、追加します。

当然ながら、反論も有ります。 新谷先生に、公開質問状を付き付けた
牛乳会議、みたいな所も、有ります。

全て、見ましょうに ・・・



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次段にて、牛乳会議 ( 牛乳乳製品健康科学会議 の略称の積り )から出た、
公開質問状を検討します。



巌流島。 宮本武蔵と佐々木小次郎の、決闘ですな。  ファンファーレが鳴っ
てます。

胸、ドキドキです。 でもこの対戦。 新谷先生の旗色。 悪いんですな 〜〜
勝負、牛乳会議の、優勢勝ち ・・・・ なんす。


では、次段にて ・・・






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