* 健康食長寿食を求める、鯨の冒険 * (含)抗ガン 抗加齢学
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* 深堀り、玄米食は安全か? 4 * 西原克成先生の < 玄米は食べるなッ! を批判する。> * く じら の雑誌の中 * * 西原克成先生の本。 < 6ッつの生活習慣で、ガン・難病を治す。> には、玄米は食べるなと、 キツイ口調にて、書かれてある。 しかしその論拠には、反論の余地が有る。 そこを、見て行く。 * * * |
< まづ、本文のその部分を、引用する。> 玄米は、食べてはいけません。 七分搗き ( ななぶづき ) の米が、良いです。 玄米には発芽抑制物質、 アブシジン酸と、フィチン酸と言う、かなりの猛毒が入っているからです。 玄米を食べると、顔が、土気色になります。 〜 ( 略 ) 私が最初に、玄米の危険性を知ったのは、うちの研修生からです。 健康オタク の彼は、玄米を販売してる協会の講習会へ行って、教習を受けたのですが、 協会のスタッフと親しくなり、内輪話を聞くと、彼等は、玄米を食べないのだ そうです。 社長や役員が、玄米ばかし食べてたら、みんな若死、しちゃったそうです。 *********************************************************************** ( のっけから反論あり ) 玄米に、かなりの猛毒が入っているなら、食べた人。 一様に顔が 土気色に成り、若死、しちゃう筈ですが、 そう成らない人も居ます。 このワシ。 玄米食、七年目。 新谷弘実先生など、四十年以上でしょう。 ワシ、まだ、土気色にも 成らず、 若死にもせず。 こんな (アホな) ホームページ、出してます。 可笑しいやおまへんか ? かなりの猛毒なんでしょ ? 猛毒なら猛毒らしく、食べた人、一様に 顔が土気色に成り、なぜ若死しないんですか ? * * * ワシの体験的考察ながら、玄米は、炊き方次第で、別物です。 副食の問題も有るし、生活の条件もある。 顔が土気色に成った方。 若死にされた方。 どんな炊き方で玄米を 食べてたの ? 副食はどうだったの ? どんな日常だったの ? そこを、総合的に究明してから判断しないと、まずいのと違いますか ? 西原先生。 *********************************************************************** < 西原克成先生の文の つづき。> 私が玄米に有る、アブシジン酸と、フィチン酸と言う猛毒が、身体中を巡って 命を蝕んでしまうのだ ・・・ と言う事を知ったのは、 玄米の毒性を、敗戦後の満州で、身をもって知ったと言う方が、発芽させる事 によって、この毒性を無くす研究を、遂に完成させた。 その報告書を、受け取った時の事です。 満州での敗戦時に、空腹に耐えかねた人々が、アワとヒエを過食して、下痢と 成り、多数、死んで仕舞ったのを、目 ( もく ) げき、したそうです。 原因は、アワとヒエに有る、アブシジン酸とフィチン酸です。 *********************************************************************** ( ここにも反論あり ) 敗戦時、満州の地で、我が同胞の身に起こった惨劇は、歴史の書き 換えの中に、埋没させられましたが、それは別の機会にしましょう。 当時の、あのような状況の中です。 アワ、ヒエは、どんな状態で 食べられたのですか ? 充分な炊飯は、されたのですか ? 生煮えで、アワやヒエを食す れば、消化も出来ず、栄養の吸収など論外です。 下痢します。 副食なんて、無かったのでしょう。 そんな状態で、過酷な逃避行 です。 過労と栄養の不足で、死ぬのが道理です。 原因は、アワとヒエに有る、アブシジン酸とフィチン酸だ ・・・ は、西原先生として、短絡では無いでしょうか ? また、発芽玄米の有効性に対する疑問は、前の段にて書いたばかりです。 * * * 参考までに ・・・ 江戸期に起こった飢饉です。 人々は飢えて 山野へ入り、食べれる物なら、何でも取って食べました。 野草には、カリウムが多いのだそうです。 カリウムを排泄するに は、ナトリウムが必要だそうです。 余裕が有って、お味噌を舐(な)めれた人は、助かりました。 塩分を摂らずに野草を多食した人は、カリウムの排泄不良で、 みな死んだそうです。 これは、この本の第三章、高橋先生の本、自然食は安全か ? に、依っています。 * * * 日本の敗戦時、満州の野で起きた惨劇は、日本人特有の戦略の無さ で、やられ損に成りました。 我らも、中国人や韓国人を見習い、有りもしなかった南京事件や、 併合時代の嘘八百を、有った有ったと騒ぐように、 都合の良い事、捏造 (ねつぞう) して、 有った ! 有った ! と、大騒ぎすべきです。 その辺が、日本人の、あかん所ですな ・・・ 戦略が無い。 ともかく、西原克成先生の上の文は、科学的論理性に欠けてます。 *********************************************************************** < 西原克成先生の文は さらに続く。> ( 先生の以下の文を読み、真に受ける方。 素人 ( トーシロ ) です。) ワシの高校時代。 前に座ってた奴が、東大へ行きました。 議論の 出来ぬ奴でな。 だけど、彼が議論を嫌ったからと言うて、東大の 学生は、みんな議論の出来ぬ奴ら、ばかりだッ! と、ワシが 言えば、反論が来ますわな。 以下の文も同じです。 そう成らない人も居るのです。 だったら、 問題は、玄米の食べ方だろうか ? 副食だろうか ? などと、考えるのが、真っ当じゃあ 〜 無いでしょうか ? 諸君らは、どう判断されますか ? *************************************************************** 玄米で、肌が奇麗になる ・・・ と言う説も有る様ですが、俗説の域を 出ません。 玄米を食べると、腸内細菌の状態が、悪く成ります。 さらには、アブシジン酸 とフィチン酸の 猛毒 で、お母さんが玄米食してると、母乳で赤ちゃん が、血便 に成るくらい、具合の悪いものなのです。 * * * 昔の玄米は、脱穀法の違いで、今の 七分づき米 です。 これなら食べても、 毒性は有りません。 ヨーロッパ には、自己免疫疾患。 つまり自家中毒の、慢性疾患の人が、一杯 居ます。 その原因は、赤ちゃんのうちから、パンを食べて育つ事と、関係が有ります。 長野県の上田市の中学校でした。 パン食の給食を止めて、コメにしたら、生徒が健康に成っただけでなく、非行 も無くなり、成績まで良くなってしまったそうです。 * * * 私のところにも、< 何をしても治りません。> と、言って来る患者さんは、 だいたい玄米を食べています。 玄米を食べてるお坊さんが、日本で一番権威のある 東京医科歯科大 で、 インプラント術を受けて、五年も経たずに抜けちゃった。 と言うので、私の診療所に来ました。 < 健康法は、あらゆる事をしてます。 何十年来、玄米も食べてます。> 私は言いました。 < 玄米は、身体に毒です。このまま食べ続けると、低体温 になり、体調不良となります。> 私が忠告したところ、大変驚いていましたが、説明を聞いてる内に理解されて、 その日を境に、キッパリと玄米食を止めました。 その結果、ありとあらゆる健康法をやっても、体温が上がらなかったのに、白 い ゴハン にしたら、一週間ぐらいで体温が上がって、 グラグラしてたインプラントも、しっかりするように成りました。 * * * お坊さんは粗食で、現代病とは無縁のような感じが、するかも知れませんが、 粗食と言われているものが、如何に身体に良くないか ・・・ と言う、好例ではないでしょうか ? お米を食べたいのなら、白米の方が、断然に良いのです。 ただし白米の欠点 は、ビタミンが不足する事で、日本人に脚気が多かったのは、この為です。 従って、白米と一緒に、ビタミン B を摂る。 あるいは、ニンニクを食べれ ば、バランスが良く成ります。 *********************************************************************** ( 反論を書きます。) お母さんが玄米食しながら授乳すると、赤ちゃんが血便するとは、 何事ですか ? この、く じら BOOKS に掲載の本。 食い物 裏話の第四話です。 西原克成先生の、医科歯科時代の師匠に当る、三木成夫(しげお) 先生の、玄米食の話しは、どうなるのですか ? 奥さんが、母乳の出が良くなるからと聞いて来て、突然の玄米食です。 三木先生。 赤ちゃんが血便に成ったとは、書いてませんよ。 これは岩波新書、< 胎児の世界 > に出ています。 * * * 何度も言う様に、玄米は炊き方で、別物なのです。 そのお母さん、どんな炊き方で玄米を食べてたのですか ? 副食は、何だったのですか ? そこまで吟味してから書くべきです。 また、ニンニクは、この本の第三章。 高橋コウ正先生の本に 有る如く。 良い物では、ありません。 ご確認下さい。 * * * 玄米が毒で、食べ続けると低体温になり、体調不良となるならば、 このワシも、そう成るはずですが、 玄米食、七年目。 修行が足りないのか、まだ成ってません。 むしろ、調子が良く成りました。 ここでも玄米の炊き方に、ご留意下さい。 次段にて再説致します。 でも、やがて西原克成先生が言う如く、顔が土気色に成り、低体温、 体調不良に成りましたら、ご報告いたします。 * * * それから文中、玄米を食べてるお坊さんが、日本で一番権威のある 東京医科歯科大 で、インプラント術を受けて、五年も経た ずに抜けちゃった ・・・ と、有りますが、 東京医科歯科大で施術したのが間違いでした。 我が母校、明海大学 歯学部 ( 埼玉県坂戸 ) で受けるべきでした。 故 山本美朗歯学部長ではありませんが、1980年代に、うちの 歯学部が インプラント を打ってると、 医科歯科大の先生から、面と向かって、何事かッ ! と、 お叱りを受けたそうです。 * * * 詳しくはワシの体験記。 爆笑五十歳 歯学部へ行く。 の、第三章の6。 < 明海大歯は、東京医科歯科大 歯学部に、劣等感を持つ ? > を、ご覧下さい。 日本で一番権威の有る(と、されてる) 東京医科歯 科大の、一つの側面では、あります。 * * * 又しても言いますが、玄米は、炊き方次第で、別物に成ります。 玄米食の方が、一様に土気色に成り、全員若死にすれば簡単ですが、 死なない人も居る。 健康に成った方まで居る。 差異が有るわけです。 その差異は、何処から来るのか ? を、究明すべきです。 * * * もひとつ、です。 玄米食の危険性ですが ・・・ 浅井敏雄先生の 玄米食は止めろッ ! と、 この西原克成先生の 止めろッ ! は、根拠が違うじゃ、 ありませんか ? どっちが本当なんですか ? その上、ワシが、どっちも違っとるッ ! と、言うのです。 読者、いよいよ ? ? ? ですよね。 笑い話です。 まあ、深堀りの4の終わり頃に書いた、高橋先生の玄米食の可否を、 も一度、ご覧下さい。 あれが今の所、一番客観的でしょう。 でも、そこ でも意見の相違が有りました。 牛乳が良いか悪いか、でした。 * * * 正直、書いてて、ワシのおつむ。 こんがらがって来た。 今夜は、玄米 に、すき焼きで、自棄酒(やけざけ)と、しますか ? 良い食事も、悪い食事も、糞喰えだッ ! 何と無く、ワシ。 やけ気味かも ・ ・ ・ *********************************************************************** と、言うわけで。 次段は、玄米の炊き方を、再説致します。 ただし、これは、ワシの個人的体験から、です。 勿論、色んな情報を参考にしましたよ。 その上での経験です。 もっと良い炊き方を知りましたら、追加いたします。 ご存知の方は、お知らせ下さい。 では、次段です。 |
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