* 健康食長寿食を求める、鯨の冒険 * (含)抗ガン 抗加齢学  < kujila-books ホームページへ >

< この本のホームへ帰る >

< 入り口のページへ帰る >

< さらに奥のページへ進む >


* 深堀り、玄米食は安全か? 1 * 


< 玄米食、良いも悪いも全員集合 >

* く じら の雑誌の中 * 





玄米食、安全性の結論は、
利点、欠点、承知して
大(だい)なる用心払いつつ、

おごそかに覚悟を決めて
玄米を喰えッ
です。

この深堀りでは、
玄米食の良い点も悪い点も、
目に付いた記事、全員集合ッ
あと先、お構い無しに記載します。

皆様も目に付いた記事がお有りでしたら、
お知らせ下さい。
玄米食にまつわる事なら、
どんな記事でも、
記載します。


*      *      *



< 再録、新谷弘実先生の言葉。>


( 以下は、食い物裏話。 第五話に有る、新谷弘実先生の本。
  病気にならない生き方から、玄米食に関した部分の再録です。

  読者から、クレームの付いた、いわく付きの部分です。 お陰で、
  この章を書くはめに、あい成り申(もう)した。

  既にお読みの方は、飛ばして下さって結構です。 )


  *******************************************************************



< 新谷弘実先生。 白米は、死んだ食べ物である。>


新谷弘実(シンヤ ヒロミ)先生の本。 < 病気にならない生き方 1 > には、
ズバリ。

白米は駄目だ と書いてあります。 でも、この本。 まじめに読む
と、大変ですよ。


食品会社で、損害が出ます。 我らの食生活が、一変します。 ある意味、
物凄い本、なんです。

く じら書店でも、一応、紹介はしてますが、用心して読まないといけない本です。


取り敢えず、白米の部分を抽出します。 ここは、まあ、真に受けても良さそう
です。

本文は長いので、意味の取れる限りに、要約してあります。


 *       *       *


ごはんを食べると太ると言うのは、間違いです。


早速ながら、上の文。 注釈が必要です。 先生の摂取されてる米は、玄米です。
玄米食だと、太らない。 と書くべきでした。

普通の白米では、太ります。 先生のは、さらに、押麦.あわ.きび.アマランス.
ひえ.そば米.はとむぎ.キヌア。 などを混ぜてます。


アマランスとか、キヌアなんて、どんな穀物か、分りますか? ワシには、分り
ません。

その上です。 それらはみんな、無農薬栽培されてます。 そんなのを、精製も
せず、混ぜて食べれば、太りませんよ。

費用の掛かる、玄米です。 余裕のある方は、どうぞ。 我らは、そこまで手が
廻りません。



先生のは、穀物食を越えて、ミネラル食です。 これじゃあ、太ろうにも、太れ
ませんよ。

皆さんが食する、精米した白いご飯は、太りますからね。 間違えないで下さい。


 *       *       *


米は、稲の種です。 籾殻(もみがら)に包まれています。 籾殻を外したもの
が、玄米です。

玄米から、さらに、果皮、種皮、糊粉層など、<ぬか> と呼ばれる部分を除い
たものが、胚芽米です。


そこから、さらに胚芽を除去し、胚乳だけに、したものが、白米です。 つまり
これ、

お米の、一番大切な部分を、捨ててしまった、< 死んだ食物 > なのです。


適当な水と温度があれば、玄米は発芽します。 この様に発芽できる玄米は、生
命力を秘めた、

< 生きた食物 > なのです


 *       *       *


精製されてない穀物には、身体に良い栄養素が、ぎっしりと詰まっています。

たんぱく質、炭水化物、脂肪、食物繊維、ビタミン B-1 やビタミン E 、そ
れに、鉄やリンなどのミネラル。


大切な微量栄養素が、バランスよく入ってます。 白米にして食すると、栄養
素は、四分の一になります。

さまざまな栄養素が、一杯詰まった胚芽部分を、除去しないで食べましょう。


( 以上、引用 )



  *******************************************************************



( 反論が有ります。 最近の玄米は、機械力で熱乾燥します。 こんな玄米は、
  死んでます。

  水と温度を与えても、発芽しません。 最近の玄米は、殺されてる玄米です。



  *       *       *



  我ら玄米派。 反論不能です。 頭を抱えてます。 天日乾燥は手間が掛か
  り、採算に合いません。

  新谷先生みたい、お金持ちなら手は有ります。 でも貧乏人、
  どうすりゃ良いのだッ   


  と、叫びつつ。 恨(うら)めし気に、玄米を食べませう ・・・  )



  *******************************************************************



< 安保 徹先生。 病気が逃げ出す生き方。>


( 玄米に関した部分の、引用です。 安保徹先生も最近、玄米食を始められ
  たそうです。

  ここに引用した部分。 結構、ドキッとします。 出だしは良いのですが
  後半は、ギョギョッです。 )



○ 玄米食で、太らない身体になる。


○ 玄米は、生きたエネルギィーを持つ。 繊維質多く、胚乳部は栄養に満つ。
  繊維質は消化中に、水分を含み、腸内の有害物質、老廃物を吸収し、

  腸内環境を整えて呉れる。



○ 繊維質を、人間は消化できない。 それを、しようとして、腸は大いに動く。
  すると副交感神経が興奮する。

  副交感神経が活発になることは、免疫力が高まる事である。



  
( と、ここまでは良い事づくめ、なんですが ・・・・ )



○ 玄米には、アブシジン酸と言う、 が這入っている。


  これを上手く排出出来ない人は、下痢や嘔吐、遂には顔色も黒く成る。



  *******************************************************************


* この下に アブシジン酸の資料を添付しました。 ご覧下さい。 *


( ま、用心いたしましょう。 症状は急性のようなので、二三回、玄米食を
  試してみて、下痢、嘔吐が有れば、

  自分は、毒素の排出能が低いのだと観念し、玄米食を中止して下さい。 )



  *******************************************************************



< アブシジン酸 の知識。>

* 植物ホルモンの一種である。 植物の休眠、成長の抑制( 実が青い内に
  発芽しないよう抑制する。) 気孔の閉鎖の誘導( 過乾燥時に、水分の

  蒸発を防ぐ。) この様に、乾燥などのストレスに対応して、生成される
  ので、ストレスホルモンと、呼ばれる。


* すなわち、未熟種子の発芽抑制など、種子の正常な成熟に、欠かせない
  物質。

  落果、落葉(らくよう)の促進に働く。



  *******************************************************************



( お分かりの様に、アブシジン酸。 安保徹先生が、と言う程の物では
  ご座んせん。

  植物に、ありきたりの物質です。 びっくりしました。 でも、僅かなが
  ら、排出出来ない方が存在しますので、症状の出た方は対応下さい。 )



  *******************************************************************


( アブシジン酸 に関する、西原克成 先生の意見を追加します。)


○ 玄米には、発芽抑制物質の アブシジン酸。 さらには、かなり猛毒の
   フィチン酸 が這入っています。 ですから、


   玄米を食べては、いけません


   玄米食をつづけていると、アブシジン酸、フィチン酸 と言う猛毒が、身
   体中を巡って、命を蝕んでしまう。

   腸内細菌の状態が、悪くなる。 と、散々です。



○ 西原先生はまた、日米で流行の、マクロビデヲテック( 自然療法 )を、
   論外であると否定されています。


  *******************************************************************



( 西原克成先生は、ワシのこの本にも、採用してます。 東京医科歯科大学の
   歯学部を出られて、東大の口腔外科。

   その主張は、多くの本で公開されてます。 ワシも同じ歯科医師なんで、
   愛読してます。


   例により、強烈な主張では、ありますな。 でも、これは反論です。
   先生が猛毒と言うほど、アブシジン酸やフィチン酸は、
   猛毒では、ありません


   先生の上の文、孫引きです。 本、読みました。 < 6ッの生活習慣で
   ガン難病をなおす > は、つづく深堀り 4 にて、反論します。 )


                     ( 挿入 終り )
  *******************************************************************



( 安保先生の文では、食物繊維質を、やたらと持ち上げてますが、反論が
  出てます。

  以下を、ご覧下さい。 )



  *******************************************************************



< ウイギペディア、フィチン酸の項より。>

○ 1960年代、食物繊維が、大腸ガンを予防してると考えられてたが、

  1985〜 ガンを予防してるのは、食物繊維ではなく、<フィチン酸> であ
  る事が判った。


○ (再録ですが)<フィチン酸> の生理作用として、

  尿路結石や、腎結石の予防。 歯垢(しこう=歯の汚れ)形成の抑制。
  大腸ガン、乳ガン、肺ガン、皮膚ガンの予防に、効果の可能性。


  <フィチン酸> の持つ、抗ガン作用、抗腫瘍作用、抗酸化作用の治療への
  応用期待。

  イノシトールとの、同時摂取で、効果的に吸収され易い。



  *******************************************************************



( <フィチン酸> の、サプリメントの有る事は、書きました。 ワシが、
  反対してる事も、書き添えました。

  <フィチン酸> を摂りたければ、玄米食で摂るべきです。 <フィチン酸>
  に抗ガン効果が有ると聞いて、


  それを抽出して、精製物を飲む。 これが良くない。 <フィチン酸> は、
  色んな要素と一緒に摂った方が、

  よ、ご座んす。 と、ワシは思うのですが。 西洋医学、それだけを取り出
  して、服す。 これ、西洋医学のいけない所。

  ワシは、混合の効果を取ります。 諸君らは、如何に? )



  *******************************************************************



自然物ですからね。 良い事づくめには、行きません。 我ら、何百万年掛けて、
酷い目に会いつつも、何とか生きて来たのです。

玄米食、最大の危機は、やっぱ、農薬ですかね 〜〜
農薬の使用なんて、たかだか、50年じゃ、ないですか。



次の段も、アトランダムに、出たとこ勝負。 ここまでのワシ、

まだ、
玄米食を、つづけてます


次の段で、考えが変わったりして? 何だか、人体実験の気分です。
では、次の段です。





*       *       *




< 入り口のページへ帰る >    *    < さらに奥のページへ進む >

< この本の ホームへ帰る >

< kujila-books ホームページへ帰る >





* 


<  kujila-books.com  >