* 健康食長寿食を求める、鯨の冒険 * (含)抗ガン 抗加齢学  < kujila-books ホームページへ >

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第 二 章
* 浅井敏雄先生の説を批判する  5/6 * 



< アク は、そんなに悪者か? 2 >

* く じらの雑誌の中 * 





調べる程に <アク> が、
そんな悪者だと、
どうしても思えません。

浅井先生が、おっしゃるように、
<アク> を抜かずに食べてると
寿命は本当に、縮まるんでしょか?
調べるほどに、そんな事はないッ
と、思えるんですが、
それはワシの、浅識で
やんしょうか?


*      *      *



( この段は、必要に応じて、加筆訂正します。 間違っていた場合は、当書店
  の主義に従い、間違い文を、そのままに、訂正文を併記します。 )



< アク について、調べて見た。>


出所は、安直に( ウイギペディア ) 灰汁(アク)の項でやんす。


   *       *       *


* <アク> の主成分は、炭酸カルシューム。 アルカリ性。
  植物の灰を、水に溶かして、上澄みを掬(すく)った液の事。


* 鹿児島では、この <アク> で、ちまき(あくまき)を作る。
  沖縄では、これを <灰じる> と呼び、沖縄ソバの原料に用う。



* 食品の、渋み、苦味、不快な臭い。 食事の風味を、損なうもの。
  硝酸、シュウ酸、ホモゲンチジン酸など、


  有機酸、アルカロイド物質、タンニン等の、ポリフェノール類。
  肉などに含まれる、タンパク質。 遊離アミノ酸など。



* <アク> は、動物性と植物性で、差が大きい。



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( アク にも、いろいろ有って、<アク> の一語では、語れません。
  でも、こうして、アクの正体が判ってみれば、

  こんな物質が、人間の寿命を縮めるのか? ・・・ と、考えてしまい
  ます。

  そんな、物凄い作用が有るならば、見逃してる科学者は、アホです。 )



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< 植物性食品の アク。>


* 食べられない為の、防御物質。 刺激性。 栄養素の消化吸収の、阻害。
  生理状態を変化させる、生理活性物質。 などなど。


* 時には、香辛料、ハーブ、生薬として利用する。
  味覚の害なら、除去する。



* ホウレン草の シュウ酸は、苦味、エグミ、なので、カルシュームと一緒
  に煮て、シュウ酸カルシュームにして除去する。


* ワラビなどの山菜の チアミナーゼは、不味い。 ビタミン B1 を分解する。
  よって、多食すると脚気になる。



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( ワラビは、よく湯がいて、食べる事。 ワラビ等には確か、発ガン物質も
  含まれてた筈。


  これは浅井先生のおっしゃるように、<アク> を抜かなきゃ寿命を縮めま
  すな。 だけど <アク> の全般が、いけないとは、なってませんぜ。 )



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* ゴボウの不味成分、タンニン等の ポリフェノール類は最近、抗酸化物質と
  して注目されている。



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( だけど諸君。 上の文を <ま> に受ちゃあ ・・・ おへんぞな、もし。

  緑茶なんかにも有る ポリフェノール。 調子に乗って、がぶ飲みしてると
  胃に変調が来ると、新谷弘実先生が、言うとるんじゃ。



  だけど緑茶で、そんな事には、ならない。 と言う先生も居て、うっかり
  物が、言えん(言えない)。

  とにかく、ある食品や物質を、身体に良いからと言うて、多食するのは、
  止めた方が良い。  )



( 上の文を見て、さっそく ゴボウを買いに行く、あなた。 あきまへんで。
  軽はずみです。

  人体の事は、良く判らんのです。 どんな良いものも、食べ過ぎは、
  いかんのです )



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* <アク> は、味覚の一部と判断される。 <アク> 抜きも、ほどほどに。



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( 植物性食品の <アク> は、判った。 次は、動物性食品の <アク> で
  ある。 )



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* 動物性食品の <アク> は、煮汁に溶け出した、水溶性のタンパク質が、
  熱により凝固した、アミノ酸や、脂質の、泡状の浮遊物である。


* 旨(うま)み成分や、有用な栄養素を含むとしても、料理の風味からは、
  除去したいもの。



* フランス料理では、除去される。
  イタリア料理の一部には、肉の <アク> を風味として、ソースに加える

  ものが有る。



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( もう一度、申し上げますが、ワラビのように、確かに有害な <アク> も
  有りますが、

  上の項目を見る限り、<アク> が、人間の寿命を縮めたり、毒素と一緒に
  体内の ミネラルを持ち出す?  ・・・ とは、思えません。



  <アク> が、ミネラルを持ち出すならば、生化学で解明されてますよ。



  浅井敏雄先生の説には、合点、致しかねます。  )



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次の段では、自然塩の <ニガリ> について、考察します。

浅井先生は、<ニガリ> の凝固作用が、人体の臓器を、硬化すると言われます
が、本当なんでしょうか?



諸君らは、<ニガリ> で、臓器の硬化した人を見た事、有りますか? 医者に
あなたのお父さんは、<ニガリ> で腎臓が、硬化しましたと言われた方、

居られますか? 居られましたら、是非とも、ご連絡下さい。



ワシもスーパーで、わざわざ高価な自然塩を買って、有り難がってますが、こ
れは愚か者の行為に、成るんでしょうか?

次の段にて、考察します。






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