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* 新谷弘実先生を読む  の 3/8 * 

< 牛乳は、飲むな だとう? >

* く じらの雑誌の中 * 





新谷先生の本を読み、正直なところ、
そこまでして長生きしたいか? と思ってしまう。
好きな物を喰い、好きな酒を飲み、
好きな所へ行き、好きな事を抜かし、
お呼びが来りゃあ、だだ捏(こ)ねつつも、
行かずんば、なんめえ。 って言う人生の方が、
   何ぼか、マシだと思うんですがねええ ・・・
諸君らは、どう考えます?

牛乳問題 のさらに深堀りは、 → 
ここから、
または、この段の末尾から。

牛乳問題では牛乳会議が新谷先生に 公開質問状 を出しました。
砲火の応酬です。
こう来なくちゃあ 〜 面白く ありません
詳しくは、さらに深堀りで扱います。



*      *      *



< 牛乳は、飲むな >


( そら出たっ、て とこ ですかな。
   これからは、こんなの、ばかりです。 )



病院食での間違いに、牛乳があります。 タンパク質、脂質、糖質、カルシュー
ム、ビタミンを多く含む為に、もてはやされてますが、

牛乳ほど消化の悪い食物は、無いのです。



      ( 下線は、ワシ。 )
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牛乳会議 とは、牛乳 乳製品 健康科学会議 の、略称の積りじゃ。


連中、平成19年の師走に、公開質問状なる、物騒なものを、新谷弘実先生に
届けたのじゃ。

当然ながら、新谷先生。 カウンターパンチにて、応酬だよ。 ここでワシが、
両者の言い分。 眺めてみると、だな。



残念ながら、牛乳会議の優勢勝ち、じゃ。 七対三 位かな? でもね、提示
された論文を見る限り、

どっちも、どっちで。 決定打になっていない。 研究ったって、疫学( えき
がく ) 研究だろ。


あんなもの統計処理だから、物理や化学の実験結果と、かなり違う。 人間的
と言うか ・・・

牧歌的な研究じゃ。 でもね、水俣病の原因は、この疫学研究で、解明された。
馬鹿には出来ないが、かと言うて、厳密でもない。



被験者の遺伝的条件が、同一で、牛乳を飲んでる人も、飲まない人も、全く同
じ生活なら、

科学的かも知れんが、人間だもの。 そんな条件を、作れるかい? と、なれ
ば、人間の集団に、インタビューして、


長い年月を掛けて調査して、その結果を、統計処理だわな。 両者の提示した
論文は、みんな、それだ。

その論文で、判断する限り。 軍配は、牛乳会議に挙げざるを、得ぬのじゃ。
にも、かかわらず。



ワシは、新谷先生を、支持する


その根拠は ・・・ だ。 牛乳を多飲してる患者。 内視鏡で胃腸を覗くと、
おりゃりゃ

汚れてまっせ、おたく の腸は   ってんでしょ。 それを、科学
的に書こうとして、先生。 論文を見た分けだ。



それが新谷先生の、つまずき、だ。 素直に、牛乳を多飲の方、内臓が汚
( きた ) のう、ご座んす。

って、のみ、言っとれば良かったのだ。 理論で武装しようとして、スキを突
かれたのが、今回の 公開質問状 だと、ワシは見る。 ( 文句あっか? )



結論の再掲。 どっちも、どっちだが、牛乳会議の優勢勝ち ・・・ 一本だ。



論文を、直接見たい方は、新谷弘実 と 公開質問状 で、検索して下さい。
牛乳乳製品健康科学会議 でも、当然、出ます。



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< 牛乳、これだけの問題。>


タンパクの70%を占めるカゼインは、消化が悪い。

さらにいけないのは、製造過程での攪拌に伴う、乳脂肪分の酸化 <錆びてしまっ
た脂> の問題です。



酸化した乳脂肪分は、活性酸素と同じく、身体に非常に悪い影響を、及します。
殺菌時の過熱では、エンザイムは死滅します。

この様に牛乳は、エンザイムを含まないだけでなく、脂肪分は酸化し、たんぱく
質も高温の為に変質してると言う。 最悪の食物なのです・・・・



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< 反論 反論です >


カゼインの消化の悪い事は、その通りです。


( この辺の文は、どうやら間違い。 消化は、それ程、悪くない。)



製造過程での攪拌は、ホモナイズ。 言いましてな。 これをしないと、脂肪分
が、牛乳の表面で膜を作る。

それを何とかしろ  消費者からの声。 その解決策が、この攪拌です。
その過程で、酸化されると言うのです。



酸化した牛乳は、活性酸素の様に、身体の害だ  と言うのです。
それは、そうなんでしょう。



それが、そうでは、なかった。
ホモナイズ ( 攪拌 ) しても、酸化しないそうだ。



しかし注意すべきは、新谷先生の 牛乳 に対する、基本姿勢です。


牛乳は、根源的に駄目だ
飲むな


なのです。 やり方を変えて、こうやって飲め。 では無いのです。 どんな
やり方でも、牛乳 そのものを、飲むべきではない

と、されている事です。 そこを踏まえて見ましょう。



  *       *       *



エンザイムも破壊されてしまう ・・・ は、そうなんでしょう。 このエンザ
イムからの観点が、新谷先生の、独創です。

我らは自然界の動物の様に、出来る限り、食品を、生で食べるべき ・・かもね。



ただね、牛乳のタンパクが、殺菌の高温で、変質してしまう ・・・ は、間違
いです。

タンパクの変性が問題なら、ゆで卵は何ですか? ありゃあ、変性ですぜ。 天
ぷらは、140度 の油を、潜(く ぐ)らせるんですぜ。



あれは、良いんですか? 牛乳タンパクの変性の問題は、UHT ( 瞬間 超高温殺
菌法 牛乳 ) が導入された時、

論争になりました。 それまでの LTLT ( 低温殺菌牛乳 ) 派から、反対され
ました。



しかし、文献を見る限り、反対派の科学的根拠は、崩壊してます。 高温殺菌時
の、タンパクの変性は、

問題、有りません。 これは高橋コウ正先生の本、自然食品は安全か? に依ります。 新谷先生の、この部分は、間違っています。 でもね、所詮
牛乳そのものが、駄目ッ



なんですから、タンパクが良くても悪くても、牛乳は、飲むなッ です。
ワシも、牛乳は止めろ 派です。

その根拠は、以下の通りです。



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◎ 先生はさらに、もっと恐ろしい事を、書いてます。



市販の牛乳を子牛に飲ませると、その子牛は、四〜五日で死んでしまう?



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( こりゃあ、反論、有りますな。 どなたか実験されたら、どうですか? )

( 実験されたそうです。 牛乳会議の報告では、死にませんでした。)


              ・・・・ でしょうなああァ 〜



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< さらに、牛乳の害。>


子供の食事から、牛乳と乳製品を、全てカットして下さい。

これらは、アレルギー体質を作る可能性が、高いのです。 妊娠中のお母さん
が、牛乳を飲むと、子供にはアトピーが、出やすいのです。


日本では、この30年に、アトピーや花粉症が、驚くべきスピードで増えまし
た。

わたしは学校給食の牛乳にも、その原因の一端があると考えてます。



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( 緊急挿入 )


○ 新谷弘実先生の本では、子供のアレルギィーの原因が、牛乳に有るかの
   如く 読めますが、これは怪しいのではないの ?

   離乳食への、早すぎる切り替えだ ・ ・ ・ と、西原克成先生
   が、おっしゃっています。


   三歳位まで、幼児の腸は、不完全なのです。 そんな時期に牛乳を与えま
   すと、牛乳のタンパクが、腸を通過してしまう。

   アレルギィーの発生です。牛乳は、最低でも三歳までは与えない。 いや
   ずっと飲ませない方が、良いのかも知れません。

   ここは大切なので、西原克成先生を読む ・・ の、その部分を確認下さい。



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牛乳は飲むな。 乳製品は控えろ。 特に、幼児、子供には、与えるな
と先生は、おっしゃってます。


これが真理なら、産業界、畜産界のみならず、国策にも係わる、民族的問題です。

でも、ワシも同意してるんです。 幼いお子さんには、牛乳を初め、乳製品は止
めるべき、かも ・・・ なんです。



この牛乳と乳製品に対する問題は、牛乳問題 の深堀りで、さらに追求します。


日本では、一才未満の乳児への牛乳は、与えない様に
指導されてます。

与えるなら、一才を過ぎてから ・・・ と有りますが



ここが問題です。 ワシも、うかつな事は言えません。 妥協して、ずっと
成長してから ・・・ ?

それとも、牛乳は、新谷先生の様に、排除するか ・・・ ?



ワシの、個人的判断ですが、ワシが、これから子を
持ったならば、

牛乳は、飲ませません。 乳製品も、止めます。


しかし、これは、ワシ自身の、ワシだけの判断に過ぎぬと、
お断り、しときます。



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< 牛乳の飲み過ぎこそ、骨粗しょう症を招く ・・・? >



( この部分は、科学的根拠が、薄うご座んす。 牛乳会議の勝ち、ザマス。)

牛乳を飲むと、血中のカルシューム値が急上昇します。 すると身体は、この
カルシュームを排泄しようとして、

出さなくて良いカルシュームまで、排泄してしまうのです。



四大酪農国の、アメリカ、スエーデン、デンマーク、フィンランドで、股関節
骨折と骨粗しょう症が多いのは、毎日、牛乳を沢山飲むから、でしょう。

日本人がカルシウム源としてきた、小魚、海草類のカルシュームは、急激に
吸収されません。 よって、この害がありません。



今でも、牛乳を飲まない人に、骨粗しょう症を、聞きません。

小エビ、小魚、海藻類は、カルシュームとミネラルの吸収には、良い食べ物です。



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◎ これが、大変な本だと言う意味、お分かりでしょう。 先生の説が本当
  なら、

  病院も学校も家庭も、牛乳を出してはいけません



  子供に牛乳だなんて、もってのほか ・・・と、成ります。
  実はワシ。 この本を読んだ瞬間から、牛乳も、チーズも、ヨーグルトも


  ビターッ  と、止めました。 あれ程の好物が、この本一冊で、
  全くのゼロに成るんですから、

  業者は、堪りませんよ。 その他に、肉食も止めました。 日本茶も紅茶も
  止めました。 以下、順次、書きますが、



  あれ程、多食してた物を、かくもキッパリと、ゼロにするんですから、
  極端は極端です。

  でも朝、一杯のコーヒーと、お茶け ( ニッカのシングルモルト 竹鶴だけ )
  は、お許し願ってますです。



  新谷先生も、これ位なら、片目を閉じて下さると、思います。
  許さなかったりして ・・・・・



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牛乳は、飲むなッ  ですからね。 大変です。

ワシ、この本の前、牛乳パックの資源再利用。 月二回、出す程の牛乳多飲者。
それが今や、ゼロです。



完全食品 → 牛乳  が、根底から崩れたのです。

さて、牛乳、賛成派。 反対派。 右の意見も、左の意見も、
ここから先は、深堀り < 牛乳問題 > にて扱います。


******************** →   < 牛乳問題 さらに深堀りへ >



  *       *       *



牛乳も何ですが、次段は、その加工食品である < ヨーグルト > です。
当然、新谷先生。

止めろッ  飲むなッ 食べるなッ です。



では、次段にて ・・・・・








*       *       *




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